市況はメーカー主導で上げ基調を継続している。足元は地場案件不足と関東案件のずれ込みの影響が現れるが、昨年同期と比べ加工数量は確保しており、雰囲気も悪くない。市況低迷と仕事量に不安を抱えていた昨冬に比べ、今年は市況が底堅い上、6月ごろからは秋口建て方の仕事で工程も埋まるとみている。 メーカーの原料コスト高は新年度も継続する公算が大きい。適正価...