国際銅研究会(ICSG)が春季定期会合でまとめた世界需給予測によると、2025年は28万9千トンの供給過剰となり、前年よりも余剰幅が拡大すると見込まれている。中国での供給能力の拡大が継続していることに加え、インドネシアやインドなどで新規製錬所が立ち上がることが要因だ▼銅の製錬能力は鉱山側の供給拡大を上回るペースで増加している。このため、原料...