全国コイルセンター工業組合(理事長・小河通治小河商店社長)がまとめた流通調査によると、2024年度の出荷量は前期比1・6%減の1331万3661トンだった。前年割れは3年連続で、過去最低だった23年度をさらに下回った。自動車メーカー各社の認証不正問題や建設業の働き方改革などの影響もあり、鋼板需要の活動水準が以前よりも低下。コロナ禍前の1600...