2024年度のアルミ圧延品出荷量は、低水準だった前年度実績並みにとどまった。半導体製造装置に回復の兆しが出たものの、自動車業界の認証不正問題などで自動車材が停滞。さらにサッシの樹脂化で建材も低迷したため、全体需要の回復には至らず3年連続の減少となった。 日本アルミニウム協会がまとめた「24年度のアルミニウム圧延品の生産・出荷概況」によると、...