JFEスチールは10日、西日本製鉄所・倉敷地区での高効率・大型電気炉の導入を正式決定したと発表した。年産能力200万トン規模の大型電炉を2028年度4~6月期に稼働させる。投資額は3294億円。このうち約3分の1(上限1045億円)はGX移行債を原資とする政府の助成金で賄う。 独自開発技術などを投入し、電磁鋼板や高張力鋼板など高級鋼を大型電...