大阪鉄鋼流通協会形鋼部会は、3月27日に例会を開催し、足元の市況動向をまとめた。需要が盛り上がりを欠く中、下げ足は鈍いがジリ安の相場展開が続いている。ただ流通からは「採算が悪化しており、そろそろどこかで相場の下げに歯止めをかけないと」との声が聞かれる。 供給面を見ると、3月の関東鉄スクラップ輸出価格が前月比約1千円高で落札。電炉各社も鉄スク...