航空機向けスポンジチタンを手がける大阪チタニウムテクノロジーズが攻めの投資に乗り出した。兵庫県尼崎市で新工場建設を決め、2027年度の稼働を目指す。同社の年商553億円(23年度)の6割に相当する一大投資を下した決断の背景には、エンジン回転体向けなど日本で培った高品位品が世界で求められるという、航空需要拡大の動きがある。