日本鉄源協会は2050年の世界の鉄スクラップ発生量を9億400万トンと予測した。20年比では41%(2億6300万トン)増。中国での増加に加え、新興国での大幅な発生量の伸びが全世界の発生量を押し上げる。一方、先進国では緩やかな発生減を見込む。予測値は鋼材循環率を使って同協会が21年から毎年、試算している。今回の予測では新興国の鋼材循環率を上方...