期末環境を迎えたが、首都圏の厚中板を取り巻く景況感は一向に回復の兆しを見せず、むしろ停滞感を強めている感がある。ある地区業界団体の情勢懇談の場でも「先行きに期待の持てる明るい話題はほぼ皆無」なのが実情で、新年度以降についても総じて現状のまま推移しそうな見通しだ。 市況も弱含みムードが支配的。今般、明らかになった自動車大手向け支給価格値下げも...