財務省の貿易統計や日本鉄鋼連盟の発表をもとに昨年11月の品種別鉄鋼輸出入状況をまとめたところ、普通鋼の熱延コイル輸出は、セーフガード(緊急輸入制限=SG)措置での無税枠運用見直しや日本材などにアンチダンピング(反不当廉売=AD)調査を始めた影響でEU向けは皆無となった。(カッコ内は前年同月比)