鉄スクラップは模様眺め。発生薄が辛うじて市中相場を支える展開が続きそうだ。中部鋼鈑の荷受け再開は早くて今月末となりそう。一部電炉は来月からの電力料金値上げ前に前倒し生産を実施するところもあるが、それでも今月の地区電炉の粗鋼生産は約38万トンと昨年の月平均約45万トンを大幅に下回る。新規輸出商談も芳しくない。海外筋からの引き合いは上級品種が中...