1月21日に発生した中部鋼鈑の水蒸気爆発事故の影響が、中部地区で広がっている。供給が止まっている同社材をはじめ厚板母材全体の需給タイト化が徐々に進展、中でも薄番手の品薄感が強まってきた。需要家が非常時に合わせ、切板製品を先行手配しようとする動きもこの傾向に拍車を掛けているもよう。サイズ帯によって手持ち在庫が枯渇し始める厚板シャーリング業者も...