内・外装材は、住宅・非住宅とも「端境」と呼ばれる時間が長引く中、本格的な底離れに向けた〝出口〟の到来が待たれる。一部の指標で改善の傾向があるものの、回復軌道に通じる決め手としては力強さを欠く。数量より採算を志向するムードはサプライチェーン(SC、供給網)全体で根強く、2025年度も来る回復期に向けた地ならしが中心の展開となりそうだ。 外装分...