2月の普通鋼鋼材は、土木・建築、製造業関連などで依然低調な実需環境の中、何とか現行値圏の展開が続きそう。自動車関連などで一部回復基調は見られるものの限定的な動きだ。特殊鋼はこう着状態、ステンレスも荷動きに力強さが感じられないが市況は底打ちムードか。鉄スクラップと厚板では、中部鋼鈑の製鋼工場事故の影響が出てきそうだ。