ドイツ鉄鋼最大手のティッセン・クルップ(TK)は24日、無方向性電磁鋼板(NO)を造るボーフム工場で焼鈍ラインと絶縁被膜ラインを新設し稼働を開始したと発表した。電気自動車(EV)の高効率モーター向けで求められるNOを造る狙いで、年産能力20万トン超に相当する。 ボーフムでは総額3億ユーロ(約490億円)の設備投資を実施しており、先行して1億...