ゼロカーボン薄板の生産へ  宝山鋼鉄は2035年までに操業プロセスの炭素排出量を20年比で30%削減し、さらに50年までのカーボンニュートラル実現を目指している。中国がCNを目指すのは2060年。宝鋼は国全体よりも10年はやく達成しようと意気込んでおり、CNは宝鋼にとって中心的な課題の一つとなる。 その象徴的な設備が水素還元炉だ。年産100万...