日本内航海運組合総連合会によると、昨年11月における内航船の鋼材輸送量は前年同月比1・6%増の297万8千トンだった。今月も断続的に荒天による輸送障害があり、次月に繰り越す貨物が見られたが、堅調に推移。小幅ながら2月から10カ月連続でプラスとなった。1月からの累計も前年同期を4%近く上回っており、暦年で3年ぶりの増加が見込まれる。