――事業の現状は。 「粗鋼生産は前年度比でほぼ同水準で推移しているものの、年度を通じて100万トンに届くのは難しそう。国内の外販は比較的数量を確保できている一方、中国経済の影響により、建設機械用足回り部品向けの需要がさえない。また、人手不足の影響で棒鋼の販売も伸び悩む。副資材価格、労務費、輸送コスト上昇分の転嫁を進めながら営業をしていることも...