北海道地区の一般鋼材は引き続き動意薄の展開が予想される。冬場不需要期で、市中では一部継続の工事や工場内製作が動いている程度だ。新規の引き合いや見積もりが活発化するまでには、さらに時間を要しそうだ。 昨年の当地区鉄骨積算量は10万2533トンで、前年比23%増となった。まだ直近10年間の平年比では18%減だが、増加に転じたことは本年の鉄骨や鋼...