三菱製鋼は11日、ばね事業部と素形材事業部の協力会社で構成する菱萌会の新年会を東京都千代田区の三菱クラブで開催し、約90人が出席した。山口淳社長は「国内特殊鋼鋼材事業が厳しい状況にあるものの、今期は戦略事業と位置付ける精密ばね製品や精密鋳造品の売上げ好調により、業績予想を期初予想から上方修正した」と述べ、両事業の成長戦略を説明した。