秋田県内の建築向け鋼材マーケットは年始環境で本格化しておらず、引き合い・荷動きともに盛り上がりを欠いている。建材薄板を含めた住宅向けは長引く新築需要の緩慢さに加え、足元は降雪期入りしたこともあって低調。雪解け以降の需要見通しも流動的な要素が強い。 非住宅向けも新規物件の薄さが顕在化する。鉄骨ファブリケーターの稼働は上位グレードを除けばおおむ...