国際鉛・亜鉛研究会(ILZSG)がまとめた1~10月の鉛・亜鉛地金の世界需給によると、鉛は2万トンの供給過剰(前年同期は3万7千トンの供給過剰)、亜鉛は1万9千トンの供給過剰(同35万6千トンの供給過剰)だった。亜鉛は精鉱需給のひっ迫などで供給量が減少した一方、ブラジルやインドなどでの需要が増加したことから前年同期に比べ余剰幅が縮小し、需給...