建築需要期の冬場に入っているが、例年の12月のような忙しさはない。7~9月の夏場からは月を追うごとに荷動きは少しずつ増えており、最悪期からは脱した感はある。しかし取引先や市場からも明るい話題は聞こえてこない。 他の鋼材では丸棒や線材製品に軟調ムードが広がっているが、カラー鋼板などの建材薄板類は現行値圏内を堅持している。今年4月から始まった物...