D 今年は鋼材需要の回復が期待されたが、低迷が続いた1年だった。経産省の需要見通しを織り込んだ2024暦年の国内粗鋼生産量見通しは8511万トン。前年比で2%程度減少することになり、暦年ベースで3年連続の減少だ。A 粗鋼生産量(暦年)は、コロナ禍の20年に8300万トン台まで減少したが、21年は9600万トン台へ回復した。22年は再び9千万ト...