宮川洋二氏は1993年の入社以来、約30年余り一貫して銅板の技術畑を歩んできた。そのキャリアを生かし、8月にKOBELCOグループの国内リードフレーム製造拠点である神鋼リードミックの社長に就任した。自動車の電動(EV)化などを背景にリードフレームの需要は今後拡大する見通しだが、足元はやや苦戦が続く。「新たなお客さまの開拓などを通じて、機会損...