H形鋼は弱含み。先月の東京製鉄発表の売出価格が据え置かれたことやスクラップの反転上昇など判断に迷う材料はあるが、やはり荷動きの回復が見通せないという空気感があり、相場は9月に発表された値下げの影響を受けつつある。市中在庫が動いていないので、帳破明けから来月初頭で価格を調整する流通も多いだろう。 需要環境について、今年度は端境期という印象だ。...