10月の関西地区鉄鋼月間市況は、9月中旬に発表された東京製鉄10月販価の全面値下げによる影響で、鋼板類など一部製品に弱さが残った。一方で鉄スクラップが横ばいから徐々に反転上昇しつつあることから、電炉条鋼品種は下げ一服感が出てきた。 異形棒鋼は月初の9万9千円から横ばいだったが弱さが残った。共英製鋼は11月契約販価の据え置きを表明し、マーケッ...