国内銅製錬大手と海外資源大手との間で行われる14〜15年積み銅精鉱の買鉱交渉が来月中旬から本格化する見通しだ。今年の年末交渉では銅鉱石需給の緩和傾向を背景に買鉱条件の大幅な改善が期待されている。国内銅製錬最大手のパンパシフィック・カッパー(PPC)では前年同期に妥結した買鉱条件に比べ4割程度アップのTC(溶錬費)トン90ドル台後半/RC(製錬...