電解式ステンレス溶接焼け取りのパイオニア、ケミカル山本(山本正登社長)は、ステンレス鋼の難敵である塩や塩素イオンに対する特効性を高めた表面改質技術を開発、飛躍的にステンレス製品の寿命が伸ばせることを確認した。ステンレス鋼の表面には酸化クロムを主体とした不動態被膜が形成されており、同社ではこの膜の耐食性向上にフッ素を、応力割れ防止にさらにホウ素...