建設関連指標の上向きや太陽光発電プロジェクトの増加により改善してきた電線需要。だが需要増の中でも依然として競争が激しく、流通各社では収益力の強化が課題だ。市販分野大手のフジデンでも新規分野の開拓やコスト削減などの取り組みを進めている。今後の戦略について山田栄一郎社長に聞いた。(古瀬 唯)——建設用電線の需要は足元堅調ですね。「政府の経済対策で...