政府は9日、東日本大震災によって大規模空間を有する建物の天井が脱落したケースが多数生じたことを受けて、建築基準法施行令(昭和25年政令第338号)の一部を改正することを閣議決定した。これにより新しい天井の耐震基準となる「6メートル超の高さにある200平方メートル超の吊り天井」(改正案)を特定天井と位置付け、吊りボルトなどの増強や接合金物の強化...