国内銅製錬大手と海外資源大手との間で行われる年央契約分(13年7月〜14年6月積み)の銅精鉱の買鉱交渉が今月から本格化する。中期的には銅精鉱需給は緩和見通しにあるとの見方を背景に、国内製錬側では年末交渉で妥結したTC(溶錬費)トン70ドル/RC(製錬費)ポンド7セント前後を上回る水準を求めていく考えだ。ただ、グラスベルグ鉱山(インドネシア)の...