新日鉄住金とテルニウムの対立は2015年に表面化して以降、時に小康を得ながらめまぐるしい展開を繰り返し、互いに起こした訴訟ばかりが積み重なってきた。今回の合意は新日鉄住金側が求めてきた「共同での経営体制」がルールとして明確に定められており、伯ウジミナスをめぐる経営の主導権争いがようやく収まるか新たな局面を迎える。 テルニウムがウジミナスの大...