古河電工子会社の建設用電線販売大手である古河エレコム(本社・東京都千代田区、社長・鈴木道夫氏)は10月1日の受注分から建設用電線の値戻し交渉を開始する。人件費上昇や円安の影響で、運送費や電線の樹脂材料の価格が高騰。コストアップ分が自助努力で吸収可能な限度を超えたため、客先に一律10%の値上げを要請する。早期の浸透を目指したい考えだ。対象になる...