新日鉄住金がインドでタタ製鉄と進める冷延合弁、JCAPCPL社が、自動車用鋼板の本格生産に向けて走り出した。稼働開始は当初予定から遅れたが、今年末にも自動車メーカーのアプルーバルを経て、プロパー納入が開始される見込みだ。先月11日にはインドネシアで国営クラカタウスチールとの冷延・溶融亜鉛めっき鋼板の合弁事業でも合意し、世界の主要市場で手は打っ...