住友金属鉱山(社長・中里佳明氏)は、14年下期からフィリピンの「タガニート・ニッケルプロジェクト」をフル生産体制に移行する。鉱石組成方法の確立に時間がかかったため、13年の同プロジェクトにおけるMS(ニッケル・コバルト混合硫化物)生産量は4492トンにとどまったが、14年3月時点で85%超の操業まで立ち上がっており、14年は生産量2万5千トン...