○…先日取材した建設用鋼材流通の話。創業時期は、江戸初期に干物など間物(あいもの)と呼ばれる海産物や茶葉の販売から始まり、幕末には金物商に転換して今に至ると聞いた。現在は建材のほか、各種ガスの製造、販売を主軸に地場経済をけん引している。ガスと金物がにわかには結び付かなかったが、社長から「売り先の鋼材加工業では溶断用のガスが必要とされた」と聞い...