10月に入り秋需の期待もむなしく、全体的に引き合い低調、荷動きが精彩を欠いている。先々の話はあるものの、具体的にいつ動くのかは全くもって不透明。足元の動きは小口中心で、前月までの原料下落や東京製鉄の1万円値下げのインパクトが強く、ゼネコンからの下げ圧力が強まり、市況は弱含みで推移している。 しかし、7月中旬から続いた鉄スクラップの下落局面は...