ブリキやティンフリースチール(TFS)など国内の缶用鋼材需要をめぐって、産業用容器向けの出荷が全体を下支えしている。全国18リットル缶工業組合連合会とドラム缶工業会の統計を基に今年度の出荷量を推計したところ、出荷先の堅調な国内需要を背景に11月時点で18リットル缶、ペール缶とも3年ぶりのプラスに転じた前年度並みの水準で推移する。 一方で一般...