「八幡製鉄所の大きな課題を、三つに分類して説明したいと思います。まず、製造の基盤強化です。安全・環境・防災・品質・コンプライアンスなど、鉄を造る上での基盤を、どう強化していくかということです」と切り出したのは、新日鉄住金執行役員八幡製鉄所長の佐藤直樹氏。北九州市の八幡製鉄所で19日、就任後初めて臨んだ記者会見で語った。「二つ目は、コスト競争力...