――上期の振り返りから。 「中国からの安値での鋼材輸出量が相当な規模となり、国内外で市況が押し下がったが、底値を示す思いで大幅な値下げに踏み切った。一方、当社の出荷量は輸出量の減少に加え、台風影響や国内向け条鋼関連品種の需要減などで伸び悩み、想定した利益に達しなかった」――下期の需要環境認識と事業戦略を。 「国際市況は少し底を打ったように見え...