神戸製鋼所は5日、石炭火力発電設備「神戸発電所1号機」(神戸市)で、運転中の窒素酸化物(NOx)濃度が神戸市との環境保全協定による基準値を一時的に超過したと発表した。計画休止後の1月2日の再稼働時に発生したという。大気汚染防止法の法令基準値は超過していなかった。排出濃度を下げる手順に不備があったため。同発電所は4日に再稼働した。