昭和電工(社長・市川秀夫氏)は25日、高熱伝導・高強度アルミ板材「ST60」の新グレード「ST60—HSM」を開発し、量産販売に向け、今月よりサンプルワークを開始したと発表した。新製品は既存グレードと同等の曲げ加工性と熱伝導性を持ちながら、A6061に匹敵する高強度を実現している。同社はSTシリーズをスマートフォンなどの金属筐体向けに拡販していく。