冷間引抜鋼管の大手メーカー、片倉の鋼管(本社・兵庫県尼崎市、社長・藤井泰之氏)は、広島工場(広島県東広島市)に表面処理工場を増設する。新設備の導入で効率化や環境への低負荷化を図る。工場建屋の建設にすでに入っており、8月ごろには稼働する予定。総投資額は7億円。広島工場は68年に創業。80ミリ径以下の小ロットの引抜鋼管を主に生産している。老朽化に...