9月の関西地区鉄鋼月間市況は、中旬に東京製鉄が全面値下げを実行したことにより、一般鋼材の値下がり基調が鮮明になった。また、鉄スクラップ価格も続落し、電炉条鋼品種や輸入材の影響を受けやすい鋼板類は下げ局面に入った。 異形棒鋼は月初の10万4千円から、中旬、下旬と徐々に値下がりし、月末には安値9万9千円となった。共英製鋼は10月契約販価の据え置...