関東地区の鉄スクラップ市況に下げ止まり感が出ている。堅調な船積みが見込まれる中、先週は湾岸価格がジリ高で推移し、4日時点でH2高値はトン3万8500円。電炉メーカーの実勢購入価格(トン3万7500~9千円)と同水準に切り上がった。為替が円安方向に振れたことも強材料。7月中旬から約2カ月半続いた下げ局面は一旦下げ止まった格好。一方、きょう7日...