銅スクラップの品薄が深刻化している。伸銅メーカーと原料問屋間で先月行った10~12月期長期契約交渉において、安定した集荷を10月以降に見込めないことから納入数量の調整を図った問屋が見られた。発生回復の見通しは立っておらず、問屋からは「集荷に苦労する展開が続きそうだ」との声が聞かれる。 板条向けの数量条件では、メーカーは前四半期比横ばいを希望...