日本製鉄の意匠性チタンが、創建700年以上の歴史を持ち一休禅師ゆかりの寺としても知られる酬恩庵一休寺(京都府京田辺市)に採用された。経年化で傷んだ開山堂と唐門の屋根を従来の檜皮(ひわだ)葺きから葺き替え、合計で約0・7トンのチタン板を新たに使用した。 日鉄が3日発表した。「干渉色」と呼ばれる原理で表面加工し、緑青色とこけら色に仕上げた意匠性...