神戸製鋼所や清水建設など3社は27日、原料の大半を産業副産物由来で造る資源循環型コンクリートを開発したと発表した。既存の高炉スラグなどに加え、製鉄所から出るスラグ骨材やアルカリ廃液も新たに原料として有効活用する。産業副産物を高配合しつつ、強度や施工性といった品位は従来並みに保てる独自技術を構築した。再資源化によるサーキュラーエコノミー(循環...