8月の関西地区鉄鋼月間市況は、製品需要が振るわないことから鉄スクラップ価格が続落し、電炉条鋼品種や輸入材の影響を受けやすい鋼板類の一部では弱さが残る展開となった。また、旧盆休みで営業日数が減少したこともあり、需要は一段と厳しく落ち込んだ。 異形棒鋼は月初の10万4千円から弱含みながら変わらず推移した。共英製鋼は9月契約販価の据え置きを表明し...